ルアー組み立てキット

「アニレス」組み立てキット

ルアー制作の難易度は高いです ルアーの組み立ては見た目だけではなく動きや耐水性などを考えなければいけません。
また、小型のプラスチックルアーはバランスの設定が非常にシビアです。
少しの変化で倒れたり動かなかったりします(動かないルアーというのも有効なのでアリですが)。
しかし、プラスチックルアーの最大の利点であるクリアーを生かせることは、
メバル・アジ等には欠かせない武器となります。

プラモデルよりも考える事が多く、パーツの量の割に完成までに時間がかかると思いますが、
既製品には無い自分だけのルアーの完成を目指して下さい。

基本の製作方法

  • 仮組み
    仮組み

    ウェイト位置や針を好みに調整。

  • スイミングテスト
    スイミングテスト

    テープ等で仮止めをしてスイミングテスト。
    トップコートや塗装・アイの貼り付けで多少動きが変わりますので、あくまでもおおよその確認となりますが大切な作業です。
    長時間の水中に入れると水が入りますので、水を出しながら繰り返しテストをして下さい。

  • 貼り合わせ
    接着

    付属の専用接着剤を使い貼り合わせ、クランプ等で固定します。
    夏場で24時間以上、完全乾燥までは2日間以上を推奨します。
    ※写真の接着サポートベースはセットには含まれません。
    接着サポートベースはこちら
    プラモデル用の接着剤ではくっつきませんのでご注意下さい。

  • 塗装等
    塗装

    各種塗料・シールなどを使いオリジナルにカスタム。
    塗料やシールには色々な種類があり、重ね塗りや次の工程のウレタントップコートで溶けたり剥がれたりする場合があります。良くお調べの上作業してください。 ネイル用品を使ってのカスタムはこちら

  • トップコート
    トップコート

    【A】1液ウレタン
    付属のクリップを装着しウレタンにドブ漬けでトップコートをします。
    ウレタントップコート(ドブ漬け)の使い方
    【B】UVレジン
    気泡が入らないように筆で塗り、UVランプで硬化させます。

    【C】2液型エポキシ
    気泡が入らないように筆で塗ります。
    硬化までに時間がかかるので回転をさせながら液が偏らないようにします。

    本商品はトップコートをする事を前提としプラスチック部分が薄めに作られております。
    厚みをだして強度を上げる作業が必要です。また、目で確認できない隙間を埋め透明度が向上します。

  • 完成

    トップコートが乾燥しましたら余分なトップコートをカッターなどで取り、スプリットリングと好みの針を付けて完成です。
    完成したルアーや釣果をハッシュタグ「#luremodel」を付けてSNSに是非投稿して下さい。


リップ、ウェイトによる動きの違い

リップの働きは「潜る事」「動きが大きくなる」と勘違いされがちですが、
特に軽量小型ルアーの場合はリップはルアーの動きの安定に作用します。
キットに付属のリップの内、小さい方が大きくウォブリングします。
また重心(ウェイト)位置・量によって泳ぎの動きが変わりますが、
フォール時の姿勢や沈下速度にも大きく影響します。
自分の動かしたい通りのルアーにするには色々な個所の調整が必要になります。


別途、準備して頂くもの

■ニッパー
部品の切り取りに使用します。
■やすり
バリ取りに使用します。
■針
針はお好みの物をご準備ください。
14サイズ以下推奨。
フロントとリアが近いため大きすぎたり、
14サイズでも商品によっては干渉する場合があります。
■スプリットリングプライヤー
針を付けるためにあると便利です。
トップコート
水の侵入予防、強度・透明度のアップの為に強く使用を推奨します。
・1液ウレタン
・UVレジン
・2液型エポキシ
■テープ
仮り組みや接着の際の固定に使用します。
■ビニール手袋
接着剤や塗料の付着、アレルギー防止の為ご使用ください。
■カスタム用品
塗料、ガン玉、発光玉、アルミテープ、ネイル用品 等

組み立て説明書

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